【あらすじ】

――――――――――――「いつかまた秋桜園に秋桜の花を見にこよう」―――――――――――

5年と半年前私たちは大切な人を失いました。
そして今日、私は5年と半年ぶりに大好きなこの町に戻ってきました。
大切なあの人たちとの約束を守るために。
私が一番大好きな人たちとのとても大切な約束をどうしても守りたかったから。
わかってる。本当はもう”約束”が果たされることはないってこと―――――――――――――

5年半ぶりに秋桜町に戻ってきた主人公の秋桜。
引っ越しの片付けもそのままに昔よく遊んでいたこすもす園の近くにある墓地へと向かう。
そこには彼女の大切な幼馴染「あきと」がねむっていた。
あきとのお墓に帰ってきたこと報告していると、昔の面影をのこしながらもすっかり成長した
幼馴染の泰介と再会する。
2人は再会を喜びながらもあきとのお墓参りを終え、こすもす園へと向かう。
そこにはあたり一面のつぼみのままの秋桜が――――――――。
5年半前のあきとの事故があってからこすもす園に咲いている秋桜の花が咲かなくなってしまい、
更には半年後にはこすもす園の取り壊しがきまっているという事実を泰介の口から聞かされ、
ショックをうけ取り乱してしまう。
そんな秋桜と、の泰介の前に死んだあきとにそっくりな諒人と名乗る青年が現れ――――――――

――――――――――――それぞれの止まってしまった時間が今再び動き出す――――――――――――――――